医療ITの知識・技術とホスピタリティーとの
調和がとれた人材を育成
職業実践専門課程認定学科
学科概要
実践的な力が身に付く!
1年次前期は共通して病院事務(医療事務・医師事務・診療情報管理)の基礎知識を学びながら自分の興味関心の方向性を見極め、1年次後期に自分に合ったコースを選択できます。
【目指す資格】電子カルテ実務検定、医師事務作業補助認定試験など
【目指す資格】医薬品登録販売者試験、医事コンピュータ技能検定など
カリキュラム
「医療DX令和ビジョン2030」では、複数の医療機関でカルテ情報を共有できる医療ネットワークシステムを作るため、電子カルテ普及率を2030年までに100%にすることを目標としています。
DXを進めるためにはまず、医療現場のIT化を進めてDXの土台を作る必要があります。TISTでは、情報共有を円滑にする「電子カルテ」や「医事コンピュータ」などの技術を必修カリキュラムで習得します。
すべての資格に挑戦できるのは
TISTだけ!
医療事務、医師事務、診療情報管理士、医療秘書、登録販売者など…病院事務として働くための多くの資格取得が可能です!高い合格率の秘訣は「わからないことがあったら、そのままで終わらせないこと」日々の授業の中でも、これを合言葉に問題点を必ず解決してから次へ進む学習を習慣付けています。仲間と共に同じ目標に向かい、クラスがひとつになって士気を上げて臨むことができます。
充実した病院実習
TISTでは、学生が希望する医療機関や企業での実習ができます。それは30年以上の歴史の中で築いた医療機関と連携したTIST独自のネットワークがあるから。在学中に2回又は3回の実践的な実習は、自分の描く将来像をより確かなものにします。TISTを卒業し、それぞれの医療機関で活躍している先輩方が直接アドバイスをくれたりと後輩を温かく見守ってくれます。こういったつながりが医療情報学科の強みでもあります。
就職決定率100%連続達成
TISTと地域の医療機関が連携することで、すべての学生が専門分野での就職を実現しています。
このうち、70%以上の学生が総合病院での内定を獲得しています。担当教員が学生一人ひとりの個性や適性を把握し、きめ細かくサポートしていくので、自分に合った就職先を見つけることができます。一緒に夢を叶えていきましょう。
寄り添う心も育む場所
医療情報学科が目指す人材像とは、知識・技術とホスピタリティーとの調和がとれた病院事務を育てることです。TISTは、社会生活で「当たり前」のことをしっかり身に付ける場所であると考えています。病院実習での経験や日々の授業を通して、その力を養っていきます。病院事務は、患者様の声に耳を傾け、些細な変化や心理を読み取ることが大切です。それが「気配り」「心配り」となり、患者様やご家族の思いに気付くことができるのだと思っています。
学科紹介ムービー
特色と未来像
これからの業界は...
病院の事務部門は、大きな変革を迎えています。医療費の請求において、手書きのレセプトからコンピュータでの作成へ変化し、電子カルテとの連動により一層効率化が図られました。さらに、近年のオンライン診療の進展と医療DXの改革により新しい時代に突入しています。医師の診察をフォローする診断支援システム、ICチップを用いた受付・会計業務や予約管理などの医療システムの活用など、AIによる医療領域は広がりを見せています。
学科が目指す育成人材像
医療分野でAI活用が広がりつつある今、患者さんの不安を和らげ、心に寄り添うことができるのは、人の持つ温かさや相手を思いやる心、つまり「ホスピタリティーマインド」だと考えています。TISTでは「新しい時代」で活躍する「ITに強い病院事務」としての知識と技術を養うとともに、AI時代だからこそ患者さんの気持ちに寄り添う「温かい心」を兼ね備えた人材を育成します。
豆知識
医療DXは、保健・医療分野で扱う膨大な情報を、プラットフォームを通して管理・共有を図ることを目指しています。AI、スマートフォンアプリ、Webカメラなどのデジタルテクノロジーを組み合わせることで、オンライン診療や予約システムなどを実現できます。また、患者様が自身の情報にアクセスできるようになれば、健康への関心の高まりや予防、健康寿命の延伸を図れるようになります。
「医療DX」によって新しいサービスを提供していけるようになる。極端に例えるならば、コンビニのように手軽に医療サービスを利用できる未来が待っています。そんな医療分野の新たな未来のために、私たち病院事務には、医療システムの活用ができる知識や技術が不可欠になるわけです。
こんな職業を目指すみなさんへ
- 診療情報管理士
- 登録販売者
- 医師事務作業補助者
- 医療事務(病院・診療所)
- 調剤事務(調剤薬局・ドラッグストア)
- 病棟クラーク・外来クラーク
- 歯科助手
- 医療関連企業(臨床検査機関・医薬品・ 医療福祉機器)等
- 一般企業
就職関連
病院事務は院内の様々な場所で活躍しています
コース紹介
医療情報学科 2年課程 医療IT・診療情報コース
病院のことを幅広く知り、患者さんの心を支える「医療のトータルサポーター」を育成します。
病院事務の知識に加え、医療秘書や医師の事務サポートの技術を詳しく学ぶことで、患者さんの求めに応じた質の高いトータルサポートが可能となります。
接遇マナーをしっかりと身に付け、気配りと思いやりの気持ちを持って患者さんの心を支えます。
必修カリキュラムによる電子カルテや医事コンピュータの技術習得を柱に、病院情報システムに強い人材を育成します。
学生に合わせたきめ細かい個別指導や面接対策を行っています。医療機関と連携した実践教育で高い就職率を実現しています。
患者さんと医療機関をつなぐ懸け橋としてのコミュニケーション能力を身に付けます。「人」と「人」を結ぶ心を育てます。
取得を目指す資格
- 電子カルテ実技検定試験
- 医事コンピュータ技能検定試験
- 診療報酬請求事務能力認定試験
- 医療秘書技能検定試験
- 医師事務作業補助技能認定試験
- 医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)
- 秘書技能検定試験
卒業後の職業
- 医療事務(病院・クリニック)
- 病棟クラーク・外来クラーク
- 医師事務作業補助者
- 調剤事務
- 歯科助手
他
特徴的な授業
多忙な医師の代わりに、診断書や処方箋などの医療文書作成や検査予約など、医師の事務作業のサポートができる知識と技術について学びます。
医事会計システムなどの病院事務に必要なコンピュータ知識や診療情報を電子化して記録・参照する電子カルテの技術を学びます。
- 電子カルテ
- 医事コンピュータ
- 診療報酬演習
- 医療秘書演習
- 医師事務
- 秘書実務
- 病院管理論
- 病院実習
医療情報学科 2年課程 医療・おくすりコース
薬剤師に代わる「一般用医薬品販売のスペシャリスト」を育成します。
病院事務の知識に加え、一般用医薬品(かぜ薬や鎮痛剤など)の取り扱いができる医薬品登録販売者の資格を目指します。
医療機関だけでなく、企業からのニーズも高い注目の資格です。
医薬品について詳しく学び、医療機関や調剤薬局など幅広い分野で活躍できるスキルを習得します。
登録販売者のみならず医療に関する資格取得を合格までしっかりと導きます。
対策授業などで疑問点を解決し、理解へと繋げていきます。
言葉遣いから立ち居振る舞いまで、病院や調剤薬局・ドラッグストアでの患者さん応対などを実践的に身に付けます。
取得を目指す資格
- 医薬品登録販売者試験
- 医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)
- 医事コンピュータ技能検定試験
- 電子カルテ実技検定試験
- 秘書技能検定試験
- MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
卒業後の職業
- 調剤事務(調剤薬局・ドラッグストア)
- 登録販売者
- 医療事務(病院・クリニック)
- 医療関連企業(臨床検査機関・医薬品・医療福祉機器等)
他
特徴的な授業
医薬品の種類・医薬品に含まれる成分を学び、効果や 特徴、飲み方・飲み合わせ、効き目についての知識を習得します。
身体の構造、薬の働く仕組みや副作用の症状など、登録販売者としてお客様への情報提供や相談対応に活用する基本的知識を学びます。
- くすりと疾患
- 薬事概論
- 一般医薬品
- 登録販売者試験対策
- 医事コンピュータ
- プレゼンテーション
- 情報処理
- 病院実習
医療情報学科 1年課程 診療情報管理専攻科 本校の医療情報学科を卒業した方または同等以上の学歴・資格を有する方
ドクターの信頼を担い、第一線で活躍する「医療のエキスパート」を育成します。
医療機関では、医療情報の収集・管理ができる「診療情報管理士」が活躍しています。現役ドクターによる講義や電子カルテなどの実技演習で専門性を養い、3回の病院実習で応用力を身に付け「質の高い医療」に貢献できる人材を育成します。
ドクターや看護師と連携し、医療サービスの向上や病院経営に携わる診療情報管理士は、チーム医療の一員として活躍します。
ドクターによる実際の症例を用いた講義で、医学的知識を身に付けます。
病院事務職最高位資格である診療情報管理士を目指します。
苦手科目を分析した上での個別指導が、高い合格率を維持する秘訣。大学病院、総合病院等すべての医療機関で働ける資格です。
取得を目指す資格
- 診療情報管理士認定試験
卒業後の職業
- 診療情報管理士
- 医師事務作業補助者
- 医療事務(病院・診療所)
- 病棟クラーク・入院クラーク
他
特徴的な授業
医学知識の応用力を身に付け、現場で役立つ専門性を養います。また、診療情報管理士認定試験合格に向けた対策を実施します。
ICDの基本体系を学び、がん登録や疾病情報を管理する国際疾病分類についての理論や技法を身に付けます。
- 診療情報管理
- 保健医学情報学
- 臨床医学
- 医学用語
- 医療統計
- がん登録
- ICDコーディング
- 病院実習
卒業生の声
協和中央病院内定
大倉 鈴葉さん
(下館第二高校出身)
TISTでは多くの資格を取得することができます。難易度の高い検定試験にも挑戦しますが、クラスの仲間達と切磋琢磨し合い、みんなで合格に向けて頑張りました。資格試験の合格を勝ち得たときは、これまでの努力が実ってとてもうれしかったのを覚えています。在学中に学んだことを活かして内定先でも頑張っていきたいです
筑波メディカルセンター
病院内定
中村 佳帆莉さん
(水海道第二高校出身)
履歴書の添削や面接練習などたくさんの先生方に繰り返しアドバイスをしていただき、納得のいく受け答えができるようになるまでつきつめたおかげで自信にもつながりました。練習の成果もあり、無事内定をいただくことができました。これからも積み重ねを大切に、温かく患者様に寄り添える医療事務員になれるよう笑顔で頑張ります!
総合病院土浦協同病院内定
宮本 真愛さん
(取手第一高校出身)
面接試験は私の苦手分野でしたが、先生方や友人、家族の支えがあったからこそ徐々に緊張が解け自分の思いを自分の言葉で伝えることができたと思っています。病院実習をきっかけに憧れだった医療機関での就職を目指し、内定をいただくことができ、本当にうれしく思います。今後は社会人として精一杯頑張っていきます!
いちはら病院内定
鈴木 翔太さん
(つくば国際大学高校出身)
就職活動では、自分がやりたい、関わってみたいと強く感じるものを見つけることが大切だと思います。悩んでいる時は先生に相談するなどしてみるのもいいと思います。一人で考えて悩むより、周りの方々の意見を聞き、目標に向かって努力すること、自分にしっかり自信をもって取り組むことを大切にしてみてください。
小山記念病院内定
栗又 みゆさん
(鉾田第二高校出身)
TISTで沢山の検定試験に合格し、希望の病院で実習ができ、内定をいただきました。面接練習では自分が満足するまで練習をしていただき安心して挑むことが出来ました。TIST卒業生が多く勤務している医療機関で、先輩方と一緒に働けることを楽しみにしています。そして私もまたTISTの後輩を温かく迎えられる先輩として成長していきたいです。
芳賀赤十字病院内定
塚本 瑞貴さん
(鬼怒商業高校出身)
就職活動は緊張の連続でとても大変でしたが、先生方に親身に相談に乗っていただいたこと、友達と一緒に乗り越えようと励まし合ったことなど、私にとって貴重な経験となりました。そして無事に内定をいただくことができました。これからは患者様に安心して受診していただけるような医療事務員を目指して頑張りたいと思います。
国際医療福祉大学
成田病院内定
大和山 沙綾さん
(茂木高校出身)
初めての就職活動で不安が大きい中、面接の練習はもとより、何気ない会話の中での先生方の言葉に支えられ、最後まで気持ちを切らさず無事に内定を決めることが出来ました。TISTで得たことは、学習ばかりではなく病院事務としての心構えなど、人として成長できたのではと思っています。自分の強みを活かして、頑張っていきます。
古河赤十字病院内定
中川 亜紀さん
(水海道第二高校出身)
私は、病院実習でお世話になった医療機関から内定をいただきました。実習を通して、職員の方々の仕事への姿勢や雰囲気を近くで感じることができ、ここに就職したい!と答えが見えたように思います。病院実習は、就職先を選ぶ上で大きいと感じました。実習の延長上に就職があるTISTの環境が、自分に自信をくれたのだと思います。
もりやファミリークリニック内定
山本 実優さん
(牛久高等学校出身)
就職活動はすべてが初めてで、どこに就職すればいいのかとても悩みましたが、先生方が私たち学生の個性を尊重し、自分に合った場所をいくつか提案してくださいました。それをきっかけに3か所の医療機関を見学して、就職先を決めることができました。就職してからもTISTで学んだことを活かして、社会人として成長できるよう頑張ります。