TIST Network 140
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◆こども未来学科幼稚園、保育所(園)、その他の児童福祉施設、介護施設における各実習では、毎年数多くの現場の皆様にお世話になっています。学生たちが成長して戻ってくるのを目の当たりにすると、机上の学習の何倍もの意義をもつ実習の重要性を痛感します。そこで見つけた自分の課題をその後の学びに繋げること…これが実習に期待される事です。また本学科では、児童福祉施設の職員の方々に講義をしていただいています。現場の生の声が聴けることで、学生たちの児童福祉への興味関心は広がります。現場の症例を踏まえて講義が繰り広げられます。文部科学大臣が認定する「職業実践専門課程」とは、平成26年度から始まった制度で、これまでの教育内容・実績に加え、特に「企業と密接に連携している専門学校」に対し、“国”が「お墨付き」を与える制度です。全国3000校の専門学校のうち、すべての条件をクリアした3割程度の学校のみが認められています。実習の様子①実習の様子②魅力1 業界団体・企業等のニーズを反映したカリキュラムを学べる魅力2 業界団体・企業等と連携した実習・演習等を経験できるひたちなか総合病院で活躍する診療情報管理士の方から講義を受けます。連携授業のねらい職業実践専門課程認定校である当校は、外部機関と連携した多くの授業を行っています。医療情報学科では現場で活躍されている実務者を講師に招き実践的授業を通して社会人となった際に活かせるスキルを身に付けます。連携授業のねらい学校で学んだ教育・保育に関する知識・技術を現場で実践できるのが実習です。保育者としての使命と責任を再確認し、意識を高める場でもあります。学生たちは、将来保育者になるという強い自覚をもってこの実習に臨みます。「職業実践専門課程」とはTISTの職業教育は、学校設立の趣旨「産学協同」に基づき、関連機関(業界団体・企業等)との連携により展開しています。特に職業教育で重視される現場実習(自動車整備場や建設現場、病院、幼稚園・保育園等)は学生全員が参加できる実習環境を整えているほか、業界で活躍する方々からの演習・実習授業は先端的な技術の修得を可能としています。このような取り組みにより、独自の教育システムと教育実績が評価され、「職業実践専門課程」に認定されています。連携授業の様子を紹介 ◆医療情報学科診療情報管理専攻科で学ぶ「がん登録」は診療情報管理士、医師事務作業補助者が現場で行う専門的な業務について知識を深め技術を身に付ける授業です。現場で実施されている内容を「がん登録演習」等を交えながら行います。実務者と連携した演習や講義は非常に興味深く即戦力となれる人材育成にもつながります。連携授業を通してテキストで学んだことだけではなく実務者からの刺激を感じることで同時に人間力を磨くこともできます。6総合専門学校TISTにおける『業界団体・企業等との教育連携』レポート

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