ご挨拶
県内No.1の「職業教育実践校」を目指して
理事長
佐久 芳夫
産学連携のもとに誕生して38年
筑波で「国際科学技術博覧会」が開催された1985年(昭和60年)3月に、筑波研究学園都市の研究者や教育者等が中心となって、将来の有為な若者たちに教育の機会を与え地域の発展を期そうとの考えのもと、筑波に「新しい高等教育機関」設立のための準備を開始し、1987年(昭和62年)2月に「産学官民」協同による学校法人筑波研究学園を設立し、同年4月に筑波研究学園専門学校(TIST)を開校しました。
多くの専門学校とは異なり、学校の名称に専門分野名はつけず、当初から複数分野の学科からなる総合専門学校を志向しました。
TISTは、教育理念として「産学官民」協同による教育を掲げ、「自主・協調・創造」を校訓とした、創立38年を迎える総合専門学校です。
総合専門学校として地元企業や地域社会で高い評価
電子・情報系の専門学校としてスタートし、社会情勢の変化を捉え専門分野を拡大し、現在は「こども未来学科」「医療情報学科」「建築環境学科」「自動車整備工学科」「ITデジタル学科」「公務員受験対策科」を擁した総合専門学校となっています。
社会に出て、すぐに役立つ知識や技術、そして職業マインドを学べる職業教育を行い、豊かな人間性を備えた、社会で活躍できる人材の育成を図っております。
本学は創立以来、これまでに約11,000名の卒業生を輩出し、卒業生は茨城県内外の産業界や官公庁、教育界、病院等で活躍しており、高い評価を得ています。
「キャリア支援センター」を設置し、就職支援を強化
社会が求める人材需要に応えて「教育の質の向上」を図るとともに、キャリア支援センターを設置し、担任及び産学担当の教員との連携を深め、皆さんの就職支援体制を強化しています。
本校に入学後は、教職員一同、精一杯、皆さんの成長をサポートしていきます。皆さんにとって、実りある学生生活となりますことを期待しています。
経営理念
「開かれた高等教育機関」の実現
教育理念
「産学官民」協同による教育
産業界のみならず行政及び地域社会との協同
社会で求められる人材育成
学校長
野口 孝之
21世紀を生き抜く次世代育成のために経済界から次のような提言があります。
「社会人としての力とは、基礎的な学力、自分の考えを伝え、他者の考えを理解する力、他者を尊重し、円満な関係を築きながら共に行動する力、自分自身をコントロールしたり、動機付けしたりする力、必要なときに自ら学ぶ力、そして悪いことを悪いと思う心などである。」
21世紀は、新しい知識・情報・技術が社会のあらゆる領域での活動の基盤として飛躍的に重要性を増す「知識基盤社会」の時代であると言われています。そのような社会で求められている人材は、知識力・情報力・技術力を備えていることが求められます。
しかし、変化の激しい社会を担うためには、自らを律しつつ、他者と協調し、他人を思いやる心や感動する心等の豊かな人間性を備えつつ、基礎・基本を確実に身に付け、いかに社会が変化しようと自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら考え行動し、問題を解決する能力が何より必要なことと考えます。そして、これはどの業界からも求められている「人」としての資質です。
TISTは企業の技術革新や国際化、IT化の流れの中、時代に沿った実践的技術を身に付けた有為な人材を育成するとともに「好奇心」から「感動」が生まれるプロセスを大切にし、これからも繋がれてきた「変えてはいけない人間教育」を核とした教育活動を行ってまいります。
教育方針 Educational policy
校訓
- [自主] 自分で考え判断し、自らの意志と責任によって行動する
- [協調] 相手の立場を尊重し、互いに助け励まし合う
- [創造] 自らの創意と努力によって、新しい道を切り拓く
教育目標
- 型にはめない教育を実践し、個性を最大限に伸長する
- 基礎学力と専門技術の調和のある学習を通して、有為な人材を育成する
- 新たな世界へ挑戦する不屈の精神を涵養する
教育方針
- 多様化する学生のための「複数カリキュラム」の導入
- IT(情報技術)を機軸とする「情報化教育」の充実
- 産学連携体制による「総合的実践力」の養成
- 広大なキャンパスと他分野交流による「社会性ある人格」の涵養
- インターンシップ(職場体験)による自己適性の発見と職業意識の向上