EVカートレースに参加して

 10月9日(日)に「筑波サーキット」で行われた日本電気自動車レース協会(JEVRA)主催の「2016 CQ EVミニカート筑波レース」にMCCC部(Microprocessor Control  & Communication Club:通称ロボット部)のレース車両「TD1号」が初参加しました。

 

 「TD1号」をサーキットまで運び、エントリー・ブリーフィング(打合せ)・車検など手続きは順調に進みました。しかし、スターティンググリッドに、「TD1号」の姿はありません...残念ながら、直前の走行テストで制御基板を壊してしまい、復旧する事が出来ませんでした。

 

 参加12チームのうち、完走4チーム、途中リタイアが5チーム、スタートできなかったチームがTD1号を含めて3チームという結果でした。悔しい思いで、サーキットを去りましたが、1年生が新たな思いで来年にむけてチャレンジしていきます。

 

 

 

 この日の「筑波サーキット」は、「ALL JAPAN EV-GP SERIES」の第5戦も兼ねていて、アメリカのテスラの大きなサルーンカー、トヨタ86をEVレーシング仕様にした車両、燃料電池車のトヨタのミライや、日産のリーフなどが凄い迫力で走っていました。なかなか普及の道筋が見えないEV(電気自動車)ですが、爆音のない静かなコースでの、大変盛り上がったレースを見る限り、EVの時代は着実に近づきつつあるのかな?と思わせるものでした。